こんにちは!
自由研究ラボ、所長のヤベちゃんです!
今回は自由研究の実験をするときの注意点を紹介したいと思います。
どのように実験をするべきかについては前の記事をぜひ参考にしてください。

1 安全第一
実験をするときに一番注意しなくてはいけないのは安全です。
これは小学生の自由研究でも、大学での研究でも同じです。
大学の研究とかだと「この実験は安全に配慮していますよ〜」という書類を出さなくては実験に進むことができないくらいです。
例えば火を使った実験や、重いおもりを使った実験などは火災や怪我の危険があるので、十分に注意しましょう。
例え失敗しても安全であることがとても重要です。
例えば「爆発しても保護メガネをかけているから目を守ることができる」といった具合です。
実験を行うあなたと、実験に協力してくれる参加者、それと周りの人に危害が及ばないようにしっかり注意して実験を行なってください。
2 余計な情報を与えない
人を対象としたとき、注意しなければならないのが「余計な情報を与えない」ということです。
例えば、足が速くなる薬を飲ませる実験をしたとしましょう。
飲む前に「これは足が速くなる薬なんですよ」と言って飲ませたら、飲んだ方は「うーん、なんとなくそんな感じがしてきたかも」と薬以外の効果で気持ちが変わってしまう可能性があります。
このように実験参加者の心理はすぐブレてしまうので、そのような思い込みがないように細心の注意を払いましょう。
3 全て記録しておく
まとめることを考えてもこれはとても重要です。
コンクールによっては写真を貼り付けられたり、動画を送ることができるものもあります。
実験中は全て動画に撮っておく。
写真も全ての工程で撮っておく。
これをお勧めします。(今だったらスマホで簡単にできますもんね)
実験結果をまとめるときに「あれ?このときなんでこうなったんだっけ?」となることは少なくありません。
そんなときに動画さえあれば、見直すことができます。
まとめる時のことを考えて写真・動画は必要以上に撮っておくようにしましょう。
また、その時の時間、気温、湿度などが関係してくる場合もあります。
(特に温度などを計測する実験は絶対に気温の計測をすること!)
あとは、実験参加者のデータも大切です。
年齢や性別はもちろん、実験によっては利き手や今までの学校の成績なども必要になってくるかもしれません。
実験結果を見直したときにA,Bというグループに参加者が分かれたとしましょう。
その時「なぜこのグループ分けになったんだろう?」と考える必要が出てきます。
ここで使うのが実験参加者のデータです。
そのデータを見れば「あ、男子はAになる傾向がある!」とか、「右利きの人はBになる傾向がある!」なんてことがわかる分けです。
4 実験は1回だけでなく、何回かやる!
実験結果で怖いのは「たまたまそうなっただけ」と言われてしまうこと。
最低でも同じ条件で3回はデータを取りたいところです。
この回数は多ければ多いほど信憑生と説得力が出てきます。
二人のお友達に試した薬と、10万人が効果を実感した薬では説得力が全然違いますよね!
自分の時間と相談しながらなるべくたくさん繰り返すようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
これらの注意点は大人の研究でも毎回重要視されるところです。
実験結果をまとめるときに後悔のないよう、そしてせっかくやった実験が無駄にならないよう、頑張りましょう!
ではまた!